大型プレス機操作中に指を切断した事例(横浜地判昭和56年5月15日)

主婦パート労働者のプレス機による手指切断、手払い式のプレス機の安全装置が何者かによって外されていたが、それを放置していたことから安全配慮義務違反を認めた事案です。後遺障害等級9級。

 

損害額

逸失利益 711万6661円(67歳まで、35%の喪失認定。)
慰謝料  250万円

 上記に対し、既払いの労災保険金86万9436円を控除した額に、弁護士費用80万円を加えた954万7225円の支払いを命じました。